農村開発

  • ベトナム国 ゲアン省農業振興開発計画策定支援プロジェクト(2016年~2019年)

事業の背景

 2014年から「日越農業協力対話」が開始され、ベトナム農林水産業の包括的発展のため、日越両国間の協力を推進するとともに、民間投資の連携によるフードバリューチェーン構築のための交流・協力が推進されています。中北部にあるゲアン省はそのモデル地域の1つとして選定されています。
 本プロジェクトは、農畜産物の加工、流通、販売における透明性と安全性を向上させ、市場ニーズに基づいた農畜産物生産を行うフードバリューチェーンの構築を目指すものです。

事業の内容

 本プロジェクトはゲアン省農業開発計画の中にフードバリューチェーンの概念を導入していくため、主に次の2つの活動を実施しています。
 生産者と加工・流通・販売業者との連携を促進することを目指し、ゲアン省人民委員会の下に農業農村開発局をはじめとする関係部局からなる農畜産物流通プラットフォームを構築し、関係者の能力向上を進めています。
 また、消費側のニーズとその契約に基づいた農畜産物生産体制の構築を目指し、省内各地の自然・社会特性を活かした40のパイロット事業を展開しています。例えば、カンキツ類の品質向上や出荷時期の調整、安全性の高い野菜・畜産物の生産出荷、ブランド地鶏やオレンジの供給体制の強化、ショウガ、コメ、ジャガイモなどの加工用品種の導入、抹茶やハーブティなどの開発など、多岐にわたります。