弊社社長の森が、ネパールへ出張しました。

首都のカトマンズでは、エネルギー水資源灌漑省のシグデル事務次官、コイララ局長、バラル課長と面会し、弊社が同省から請け負っている無償資金協力事業「タライ東部地域における灌漑施設改修計画」に係る状況説明や、ネパールにおける灌漑開発を取巻く将来像について意見交換を行いました。

また、カトマンズから東に約200kmに位置するマデシ州サプタリ郡のチャンドラナハル灌漑施設（前述の無償資金協力事業の実施地区）を視察し、灌漑管理事務所長や施工業者と面談しました。面談を通して、森から弊社の監理担当者に対して、計画通りの施工はもちろんのこと、安全管理や、周辺農家・住民への配慮についても改めて慎重を期すよう指導を行いました。

前段の無償資金協力事業は、90年以上の歴史を有する灌漑施設を改修することにより、チャンドラナハル灌漑地区の農村振興に寄与するものです。

参考：ネパールに対する無償資金協力「タライ東部地域における灌漑施設改修計画」に関する書簡の交換｜外務省 (mofa.go.jp)

参考：ネパール向け無償資金贈与契約の締結：灌漑施設の改修を通じて農業生産性の向上に貢献 | 2022年度 | ニュースリリース | ニュース – JICA