弊社、株式会社アイ・シー・ネットと株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルの共同企業体が、JICAとの契約に基づいて2023年2月から実施している「フィリピン国園芸作物におけるフードバリューチェーン改善プロジェクト：MV2C（実施フェーズ）」における現地活動の様子が、JICAフィリピン事務所の年間報告書で紹介されました。報告書JICAPhilippinesAnnualReport2024.pdf中の36-37ページ（Cultivating Agriculture as a Pillar of Growth）に記載されています。

本プロジェクトは、ベンゲット州、ケソン州、マニラ首都圏を対象地域として、野菜栽培から収穫後処理、加工、流通、消費者までのバリューチェーン全体の強化を図り、ここで構築された包摂的バリューチェーンのモデルを対象地域以外にも導入し、フィリピン全体のフードバリューチェーン改善に寄与しようとするものです。2023年に開始されたバリューチェーン各段階におけるパイロット・プロジェクト実施から、現在は普及フェーズに移行中であり、実証できた導入技術をこれから対象州内での普及へ、その後は全国展開をする計画となっています。